(2)循環型社会の形成

食用加工油脂類を製造するものづくり企業として、製品を作る責任・使う責任を果たし、循環型社会の形成に貢献するために、省資源化、資源リサイクルを推進しています。
また、今後も更なる省資源化、資源リサイクルを推進するとともに、廃棄物発生量の削減(リデュース)や、社内での廃油の再利用(リユース)など、新たな取り組みに挑戦していきます。

① 省資源化

見直しにより段ボールの使用量が10%削減されました

生産部門・購買部門においては、製品の梱包材である段ボール素材の見直しによる紙の使用量削減を進めるなど、多くの取り組みを実施してきました。また、全社をあげてコピー用紙使用量の削減(裏紙使用)や、電子媒体利用による紙資源削減、ファックス受発信のペーパーレス化、など多くの取り組みを継続的に行なっています。今後も更なる省資源化を目指し、取り組みを強化するとともに2030年に向けての目標設定に取り組んでいきます。

② 資源リサイクル

限りある資源を有効に活用する循環型社会の形成に向けて、オフィス活動で発生する紙資源、プラスチック等の分別やリサイクルはもちろんのこと、生産活動で生じる産業廃棄物の低減と共に、リサイクルを積極的に行なっています。例えば、油脂の精製時に脱色目的で用いる使用済みの活性白土は肥料として再利用しているほか、マーガリンなどの製造時に排出される食品廃棄物は、そのほぼ全てが飼料へ再活用されています。