サスティナビリティ

2. 社会との関わり

私たち月島食品は、世界の子供達、学生への支援活動に継続的に取り組んできました。また、障害を持つ人の就労支援活動や、国産菜種油生産者との連携など、国内における社会との関わりを深めることにも注力しています。

(1)インドネシア共和国からの留学生支援

月島食品の創業者である故橋谷亮助の遺志に基づき設立された「公益財団法人橋谷奨学会」は、インドネシア共和国からの留学生に奨学援助を行っています。

橋谷奨学会ホームページ

(2)開発途上国の子どもたちの健やかな成長の支援

「公益財団法人国際開発救援財団(FIDR)」の活動に賛同して協力しています。ベトナム、カンボジア、ネパールをはじめとする開発途上国の人々が貧困から脱して、地域が自立的に発展していくことができるように、様々な分野で現地に根差した支援を行っています。

FIDR ホームページ

(3)障害を持つ方の生活向上支援

複数の企業が共同で農園を借りて、障害を持つ地元の方々を雇用しています。一人ひとりの特性に合わせた就労を支援し易く、継続就労による生活向上に資するものとなっています。

(4)国内食糧問題の解決

我が国はマーガリンやショートニングに使用する植物性油糧原料の多くを輸入に頼っています。農林水産省が2021年8月に公表したカロリーベースの国内食料自給率は37%ですが、なかでも食用油脂類の自給率は3%と低く、植物油脂では更に低くなっています。油糧原料としてポピュラーな菜種は、海外からの輸入量が年間約220万トン、国内生産量は年間約3,000トンと、国内の自給率は0.1%程度であり、その大部分をカナダからの輸入に頼っています。

しかし、近年は地球温暖化による産地カナダでの収穫量の減少や、世界的なカーボンニュートラル推進によるバイオ燃料への転用などの影響で、食糧としてのなたね油の確保が難しくなりつつあります。そこで私たちは主に北海道や青森県で生産されている国産菜種に着目し、それを使用した国産菜種油を生産されている米澤製油(株)とパートナーシップを結ぶことで、安定的に国産菜種油を調達し、自社商品に活用する取り組みを2022年4月より開始しました。現在は国内生産の菜種種子はコストが高く需要が見込めないため生産量が増加しない傾向にありますが、この取り組みにより栽培農家の作付け面積の増加を促進し、将来の自給率向上につなげたいと考えています。